※生産終了品

MYK1202R （高温用　35℃〜80℃）
MYK1202B （低温用　10℃〜45℃）

流れセンサー

【外観】

【特徴】

• この流れセンサーはヘッド部（検出素子）・増幅部・信号出力部（超小型リレー）から成り立ち、出力信号はリレー接点1Cが出ています。（ドライ接点として1C出ており、完全にセンサー電源等とアイソレーションされています）
• 出力信号の扱いが非常に簡単です。
• 電源DC24Vを加えるだけで単体にて使用できます。
• 機械式スイッチではありません。
• 検出素子はステンレス（SUS303相当）に覆われているため、機械的外要因とするショック等圧力に耐えられます。また耐薬品性にも優れ、食品工業や医薬品工業、また重工業の圧延工程等の水の供給管理、強制水冷型のトランス等の水の監視等に最適です。
• ヘッド部は小型のために狭い所に簡単に取り付けることができます。
• センサー部に可動部分並びに消耗部分が無いため信頼性が高いです。

【機能】

• このセンサーは、流体が所定の流速以上で流れているか監視します。

【原理】

• この流れセンサーは、発熱体(セラミック素子）を主体に活用して流体が熱を奪う量を検出する方式です。（可動部は全くありません）　流体が検出素子の熱を奪うとその素子の内部抵抗値が変化(低下）し、素子に加わっている電圧が一定のため電流値が増加します。この変化を捉えて出力信号とします。

【構造】

• センサーヘッド部(ユニット全体)の構造は完全密閉タイプです。
• 検出用素子は先端のステンレス部に組み込まれ、増幅部並びに信号出力部（超小型リレー）は胴体に組み込まれています。
• 後面の真ん中には流体の温度と流速に基づいて動作点を決めるためのボリウムがあり、後面上部のＬＥＤ（表示ランプ）は動作表示用、そして下部にケーブルが出ています。

【特性表】

型式	MYK1202R　高温用（35℃〜80℃） MYK1202B　低温用（10℃〜45℃）
流速範囲	水：３〜500�p/sec 空気：10〜1500�p/sec
応答速度	３〜30sec （対象物温度や設定により変わります）
出力信号	リレー接点（１C）
ウォームアップ時間	約３〜５分
保護構造	完全密閉構造
耐環境性	耐圧 20�s/c�u
耐薬品性（センサー部）	ステンレス（SUS303相当）製
外形寸法	φ23×74.5�o以内（ケーブル含まず）
センサー部形状	M12×１（導管等に穴を明けねじ込みます）
ケーブル	１m

データは特に規定のない場合は＋20℃時の値です。

【ケーブル信号】

４芯シールドキャプタイヤコードを使用しています。

電線の色 信号内容 赤　■ 電源　ＤＣ２４Ｖ シールド線 電源　ＧＮＤ 黒　■ 出力　a 接点 緑　■ 　　　　b 接点 白　□ 　　　　c 接点

流れ有りの時 接点 b - c 間が導通します。（LED消灯） 流れ無しの時 接点 a - c 間が導通します。（LED点灯）

電源DC24Vは安定化電源をご使用ください。